
2015年製作
製作国:アメリカ
ジャンル:ドラマ
監督:アダム・マッケイ
脚本:チャールズ・ランドルフ
アダム・マッケイ
【自己評価(10点満点中)】
★★★★★★★☆☆☆(7点)
主要キャスト
・クリスチャン・ベール(マイケル・バーリ)
・スティーヴ・カレル(マーク・バウム)
・ライアン・ゴズリング(ジャレド・ベネット)
・ブラッド・ピット(ベン・リカート)
・ジョン・マガロ(チャーリー・ゲラー)
・フィン・ウィットロック(ジェイミー・シプリー)
あらすじ
2005年、アメリカでは住宅価格が高騰し、サブプライムローン債権が高利回りの金融商品として登場。世間では住宅価格が上がり続けると信じて疑わず、投資家達は競ってその商品を買い漁った。
そんな中、金融トレーダーのマイケルは、サブプライムローン崩壊の兆しをいち早く察知し、その危険性を指摘するが、ウォール街で一笑を買ってしまう。
そこでマイケルは、「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」という金融取引でウォール街を出し抜く計画を立てる。
そして2008年、遂にサブプライムローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が表れる。
感想
2008年に起きた、アメリカにおけるサブプライムローン破綻による経済危機、いわゆる「リーマンショック」がどのようにして起きたかをドラマ仕立てで描いた作品です。
まず、この映画を観るにあたっては、少しだけ事前に予習をすることをオススメします。
金融に関する専門用語が至る所に登場するので、予備知識無しで何となく観るよりは楽しめるかと。
少なくとも、MBS(モーゲージ債)、CDO(債務担保証券)、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の3点だけでも押さえておけば、ストーリーも理解でき、より楽しく鑑賞できます。
因みに劇中では、このサブプライムローン問題をユーモアたっぷりの演出で例えてくれています。
泡風呂に入ったお姉さんが、長い脚を覗かせてシャンパンを飲みながら、サブプライムローンが如何にヤバいかを優しく説明してくれたり、シェフが金融商品を料理の具材に例えて、色々な具材(良品も悪品もごちゃ混ぜ)を鍋にドボドボと入れながら、”危ないものは良品と混ぜてしまえば分からない”と、にっこり笑いながら我々に語りかけたり。
いやぁ、なかなかに狂っているなぁという感じでしたね。これが現実に起きたとか、いやはや恐ろしい…。
ちなみに、この作品の主役達は、その異常さにいち早く気付き、とある方法にてサブプライムローン破綻を機に博打を仕掛けます。
800万人が職を失い、600万人が家を失ったと言われ、世界中を混乱に陥れた「リーマンショック」ですが、一部の人たちはその裏で、こうして勝負に出ていたんだということが分かりますね。
まぁ、世の中うまい話は数あれど、無警戒に踊らされずに一歩引いて自分の頭で考えろってことなんですよね。
この映画で改めて思い知りました。
