見えない目撃者

画像引用元:映画ドットコム

2019年製作
製作国:日本
ジャンル:スリラー


監督:森淳一
脚本:藤井清美
   森淳一

【自己評価(10点満点中)】
 ★★★★★★☆☆(7点)

主要キャスト

・吉岡里帆(浜中なつめ)
・高杉真宙(国崎春馬)
・田口トモロヲ(木村友一)
・大倉孝二(吉野直樹)
・浅香航大(日下部翔)
・國村隼(平山隆)
・松田美由紀(浜中満代)

あらすじ

警察官を志望していた浜中なつめは、警察学校にて将来を有望視されていたが、卒業式の夜、自らの過失で交通事故を起こし、同乗していた弟を死なせてしまう。
また、彼女はその時の事故が原因で両目を失明してしまい、警察官への道を諦めざるを得ず、盲導犬のパルと共に失意の日々を過ごしていた。

事故から3年経ったある日、なつめは偶然、車の接触事故に遭遇する。車はそのまま立ち去ってしまったが、その際、車の後部から助けを求める少女の声を聞いた事で、彼女は誘拐事件との疑いを持つ。
視覚を失った事で、その他の感覚が人より研ぎ澄まされていたなつめは、自らが感じ取った情報を元に警察を訪れたが、目が見えないなつみの証言を警察は聞き入れてはくれなかった。
諦めきれないなつめは、事故現場でスケボーに乗り、車に接触した高校生・国崎春馬を自ら探し出し、協力を求める。
始めは乗り気でなかった春馬も、彼女の熱意に心を動かされ、徐々に協力に応じるようになるが、その先には恐るべき事件がまちうけていた。

感想

吉岡里帆さん主演ということで、パートナーの高校生と主に誘拐事件を解決していくお気楽探偵ムービーを想像していたのですが、いざ鑑賞してみたら、それとは真逆の、ガチのサイコスリラー映画でした。
笑えるシーンなんてほぼ皆無、グロ描写もそこそこあり、内容はともかく、劇中の雰囲気としては『セブン』に近いように感じました。終始重苦しい雰囲気で話が進んでいきます。
そしてこの映画、主演の吉岡里帆さんの目の見えない女性の演技が素晴らしいです。
どこか焦点の定まらない視線とうつろな瞳は、本当に目が見えていない女性のようでした。実はこの方、相当な演技派女優なんじゃないでしょうか。

なお、この映画、女子高生達がかなり猟奇的な殺され方をするので、そういうのが苦手な方には、あまりお勧めできません。
(儀式めいた殺され方で、身体の部位を切り取られるパターンです)
まぁ、ネットの評価では「後半の展開はちょっと…」的な評価が散見されましたが、私はそこまで気にはなりませんでした。
強いて言えば、地下鉄で主人公が助けを求める際に駅員含め誰もいないシーンがあって、さすがにこれは有り得ないだろうと思いましたが、そのくらいでしたね。
警察の応援が来る前に突っ込んでいっちゃうところなんて、ある意味では映画あるあるですし(笑)。
そんな訳で、極力内容はボカして感想を書きましたが、邦画のサイコスリラーの中ではかなり良作の部類だと思いますので、グロ描写問題無しという方にはお勧めしたい映画です。

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