
2021年製作
製作国:アイスランド・スウェーデン・ポーランド合作
ジャンル:スリラー
監督:バルディミール・ヨハンソン
脚本:ショーン
バルディミール・ヨハンソン
【自己評価(10点満点中)】
★★★★★★☆☆☆☆(6点)
主要キャスト
・ノオミ・ラパス(マリア)
・ヒナミル・スナイル・グブズナソン(イングヴァル)
・ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン(ペートゥル)
あらすじ
アイスランドの山間で暮らす羊飼いの夫婦イングヴァルとマリアは、いつものように羊の出産に立ち会った。
しかし、そこで産まれてきたのは羊ではない「何か」であった。
過去に子供を亡くしていた彼らは、その「何か」にアダという名前を付けて我が子のように可愛がったが、その幸せな日々はやがて
徐々に綻びを見せ始める。
感想
いつも通りの羊の出産のはずが、別の「何か」が産まれてきたら…。
北欧の美しい景色の中で、夫婦はその「何か」にアダと名付け、まるで我が子のように育てていくという、北欧産のスリラー映画です。
終始、不穏な雰囲気を出しながらも、当の夫婦達は本当に幸せそうにアダを可愛がっていて、その歪んだ描写がなんとも言えず不気味です。
っていうか、あれを見て普通に家族として受け入れるこの夫婦も相当にぶっ壊れているように思えますね。普通なら腰抜かします。
ただ、観ているこちらも、物語が進んでいくうちに段々とアダが可愛く見えてきてしまって、何だか妙な気分にさせられます。
こちらの感覚もおかしくなっているのかも。
そして、ラストはかなり衝撃的な展開(しかもかなり唐突)なんですが、そこで序盤を思い返してみると、「あのシーンは、そう言う事だったのか」と気付いたり、なかなか良く作り込まれた映画だと感じました。
まぁしかし、人間とはなかなかに身勝手な生き物だなと感じますね。だからこそのあのラストだったのでしょうけど。完全に因果応報でしたね。
