来る

画像引用元:映画ドットコム

2017年製作
製作国:アメリカ
ジャンル:ホラー


監督:中島哲也
脚本:中島哲也
   岩井秀人
   門間宣裕

【自己評価(10点満点中)】
 ★★★★★★★☆☆(8点)

主要キャスト

・岡田准一(野崎和浩)
・妻夫木聡(田原秀樹)
・黒木華(田原香奈)
・青木崇高(津田大吾)
・小松菜奈(比嘉真琴)
・松たか子(比嘉琴子)

あらすじ

田原秀樹は恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送っていた。
だがある日、秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で」との伝言を残して姿を消した。
「知紗」とは、妊娠中の香奈がお腹の中の子に名づけたばかりの名前で、秀樹と香奈以外に知っている人間がいるはずがない。
消えた来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は
困惑する。

来訪者が誰か分からぬまま時は過ぎ、無事に娘の知紗が誕生。このまま幸せが訪れると思った矢先、以前に来訪者を取り次いだ後輩が謎の死を遂げてしまう。
その後も秀樹の周囲で次々と怪現象が起こったため、堪りかねた秀樹は知人に相談し、強い霊感を持つ女性、真琴を紹介してもらう。
怪現象の正体を突き止めるべく秀樹の家を訪れた真琴であったが、その余りの禍々しさに自分では対処できないと判断し、霊媒師である真琴の姉・琴子に協力を求める。

感想

この作品は、澤村伊智さんの小説『ぼぎわんが、来る』を映画化したものです。映画では、この『ぼぎわん』を外して、シンプルに『来る』としています。確かに、こっちの方が却ってインパクトがありますね。
劇中にも、この『ぼぎわん』という言葉が登場するのですが、はっきりとその姿が現れる訳ではなく、何やら得体の知れない存在として描かれています。それが余計に不気味さを醸し出していて、より怖さが際立っているように思います。

さて、肝心のストーリーですが、大きく分けて3つのパートに区切られています。
まず最初が、知紗の父親である秀樹視点、次に、母親である香奈視点、そして最後が、野崎視点で描かれていて、それぞれ違った形で楽しむ事ができます。この点はなかなか面白かったですね。
特に、前半から後半に掛けての、徐々に怪現象が忍び寄り、段々とエスカレートしていくところが非常に不気味で、かなりの怖さがありました。ただ、その分終盤の除霊シーンはやり過ぎ感があり、そこは個人的にはちょっと微妙でした。

あと、ホラーあるあるではありますが、この『ぼぎわん』の存在以上に、一番怖いのはやはり人間なんですよね。
何だか、登場人物達にそれぞれ裏の顔があって、しかも、その裏の顔ってのが、いかにも現実にありそうな話だし。
そう考えると、現実の世界ってのはホラーで溢れているのかも知れません。

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