ゲット・アウト

画像引用元:映画ドットコム

2017年製作
製作国:アメリカ
ジャンル:スリラー


監督:ジョーダン・ピール
脚本:ジョーダン・ピール

【自己評価(10点満点中)】
 ★★★★★★★★★☆(9点)

主要キャスト

・ダニエル・カルーヤ(クリス・ワシントン)
・アリソン・ウィリアムズ(ローズ・アーミテージ)
・キャサリン・キーナー(ミッシー・アーミテージ)
・ブラッドリー・ウィットフォード(ディーン・アーミテージ)
・リル・レル・ハウリー(ロッド・ウィリアムス)
・ラキース・スタンフィールド(アンドリュー・ローガン・キング)

あらすじ

アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の恋人であるローズの実家へ招待され、挨拶に向かう。
自身が黒人であることを両親に伝えようとしないローズに疑問を感じるクリスであったが、ローズの実家に到着後は、予想に反してクリスは過剰なまでの歓迎をうける。

しかし、実家にいる使用人が皆黒人であること、翌日のパーティの参加者が白人ばかりであることを目の当たりにし、クリスは強烈な違和感を覚える。
そんな中、黒人の若者を発見したクリスは彼にカメラを向けるが、フラッシュの光を見た若者は鼻血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる。

感想

人種差別を題材にした映画は数多く存在しますが、中でも本作は中々に興味深い内容でしたね。
通常あれば、白人が黒人を差別するというのが一般的な描かれ方だと思いますが、本作は黒人に対する嫉妬や妬み、羨望のような感情も描かれているように思います。

確かに、スポーツ選手などを見ると、白人より黒人の方が身体的に優れているような印象を受けますよね。
白人の人達も、もしかしたらそういったイメージを密かに持っているかもしれません。
いずれ今の白人から黒人に向けた差別が無くなり、逆の立場になったとしたら…。
そういった「いつか追い落とされるかもしれない」という潜在的な恐怖感を題材としてうまく描いていると感じました。
とはいえ、描き方は相当におぞましい形ではありますが。

そんな訳で、映画としてはかなり良い出来だと思います。
前半はどこか居心地の悪さのような変な空気が醸し出されていて気持ちの悪さを覚え、後半はその伏線が一気に回収されていくという、怒涛の展開でした。
初見では終盤の展開に驚き、2回目以降はその張り巡らされた伏線を楽しむ、といった形で観るのもおすすめかなと思います。

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