
2022年製作
製作国:日本
ジャンル:歴史
監督:小泉堯史
脚本:小泉堯史
【自己評価(10点満点中)】
★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
主要キャスト
・役所広司(河井継之助)
・松たか子(おすが)
・香川京子(お貞)
・田中泯(河井代右衛門)
・榎木孝明(川島億次郎)
・佐々木蔵之介(小山良運)
・東出昌大(徳川慶喜)
・吉岡秀隆(岩村精一郎)
・仲代達矢(牧野忠恭(雪堂))
あらすじ
慶応3年(1867年)、将軍・徳川慶喜は大政奉還を発令し、江戸幕府は終焉を迎えた。
諸藩は旧幕府側の東軍と新政府側の西軍に分かれ、戊辰戦争に突入していく。
越後・長岡藩の家老・河井継之助は、どの勢力にも属さない武装中立を目指したが、継之助が提案した和平案を西軍は拒否。
やむ無く、継之助は西軍との戦いを決意する。
感想
幕末の長岡藩にて、新政府軍相手に戦った“幕末最後のサムライ″と称される河井継之助を描いた映画です。
教科書などに載るような人物ではないので知名度はそれほど高くないと思われますが、河井継之助といえば、新政府軍相手に、当時としては極めて貴重なガトリング砲を配備して応戦したイメージが強いですね。
本作もそんな熱い戦闘シーンが観れるかと期待したのですが、その描写は意外とあっさりでした。
全体を通して淡々と描かれており、歴史に興味ない人にはちょっと退屈かもしれません。
歴史的背景の描写もあまり多くなく、分かりにくいと感じる人も多いかも。
個人的には、もうちょい見せ場を作れたんじゃないかなとも感じました。
ただ、この人物を詳細に描いた作品はほとんどないと思うので、そういう意味では貴重な映画だと思います。
継之助を変に神格化せずに描いていたのも却ってよかったですね。
それにしても、あの時代に武装中立を目指すとは、心意気は凄いとも思いますが、歴史的評価は真っ二つに分かれそうですね。
幕末のあの情勢を鑑みると、それは正直ちょっと無謀では?と思ってしまいました。
まぁ、当時は勝ち負けというより、武士として如何に振舞うかという考えもあったでしょうから、現代とは価値観もまるで違いますしね。
そういったことを考えながらの鑑賞でした。幕末に興味のある方にはおすすめできる映画です。
